6月27日から3日間行われた「GSTC サステナブルツーリズム研修」に参加してきました。
「サステナブルな旅」とは、旅を楽しみながら、広く地球環境、社会、経済に配慮し、旅先の人々の暮らしに敬意を払い、旅することです。 そうして、未来世代に遺すべき資産を守り、学び、伝え、持続可能な社会を作っていく事です。
「持続可能な観光」は、今起きている社会問題を解決することができます。例えば、かつてはハンターが象牙の為に動物を殺し、それを売って生計を立てていた。しかし、動物を殺すことが違法になったため、自分の生活を守るために、違法でも殺さなければならなくなり、密猟につながりました。もし、私たちが1万円で動物を見に行ったら如何でしょうか。私たちは貴重な動物を見ることができ、ハンターは動物を殺さないですみます。動物は自然の中で暮らすことができます。
このように、旅行によって自然や社会を守ることができます。
もともと旅行は、自然保全や持続可能な経済活動のツールであったはずなのに、近年その目的がずれ、来客数過多による地域住民の生活習慣への影響や都市部へ観光に行くための渋滞による自然破壊が起きたりしています。
グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)の基準は、持続可能な観光についての共通理解を提供するために設定されました。持続可能なマネジメント、社会経済的影響、文化的影響、環境への影響の主要4分野からなり、観光部門全体に適用することが可能です。
地域コミュニティの社会的経済的な利益を最大化させるために何ができるのか、一緒に学び、課題を解決していける、そんな旅行会社でありたいと思っています。