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☆祝☆「佐渡島(さど)の金山」世界文化遺産への登録が決定しました!!

こんにちは!マイトラのリチャードです。2024年7月27日、インドのニューデリーで開かれているユネスコの世界遺産委員会は「佐渡島(さど)の金山」を世界文化遺産に登録することを全会一致で決定しました。関係者の皆様による長年の働きかけで、登録に至ったことを大変嬉しく思います。

佐渡島の金山は、「相川鶴子(つるし)金銀山」と「西三川(にしみかわ)砂金山」が構成資産となっています。ここでは、鎖国政策で海外からの技術の導入が限られる中、機械を使わず手作業で金が生産されていました。17世紀前半には世界の金生産量の10%を占めていたとされ、最高純度も99.54%と非常に高く、世界最高の量と質を誇っていました。

特に、徳川幕府は佐渡島の金山を重視していて、金生産を効率的かつ長期にわたって継続させるために、資金の投資と労働環境の整備を行ったとされています。そして、佐渡で産出された金を用いて小判を製造し、江戸へと運び、徳川幕府の財政を支え続けていました。

このような歴史のある佐渡島は、観光地としても、大変魅力のある島です。トキの観察ができる「トキの森公園」、佐渡名物の「たらい舟」、北前船の寄港地として発展した港町「宿根木(しゅくねぎ)」など、見どころがたくさんあります。また、豊かな自然が育んだ佐渡産食材をふんだんに使った佐渡の料理、そして、おいしいお米ときよらかな水から生まれた佐渡の日本酒を大いに楽しむことができそうです。

「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことで、魅力ある日本の観光地の一つとして、世界中の人々からの注目を集めそうです。是非、これまでの佐渡島の伝統や文化が見える形で残していってもらいたいものです。

今回は、「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録について、速報でお知らせさせていただきました。

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